ヨーロッパ蛮行紀

ドイツ好き蛮族による侵略の軌跡

ドイツ・ハルツ蛮行紀③ヴェルニゲローデ散策

ハノーファー空港から電車を乗り継ぎ、ハルツ地方の中心的都市、ヴェルニゲローデへやって来ました。


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ヴェルニゲローデはブロッケン山の麓に位置する街で、山頂へ向かう蒸気機関車「Harzer Schmalspur Bahnen(ハルツ狭軌鉄道)」の始発駅として有名です。


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DBの駅舎を出てすぐ右側に、狭軌鉄道の駅舎があります。


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駅舎の横には可愛いイラストが。

HSBのプラットホームには観覧台があり、待機中のダンプフローク(機関車)を間近に見ることが出来ます。


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本物の蒸気機関車を見るのは初めてなのでテンション上がりますね~。


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こちらは客車。

ブロッケンに向かう時はこの客車に乗り込みます。


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鉄道好きにはきっとたまらないであろうダンプフロークのキャプションも。

私は鉄っちゃんじゃないので良く分かりませんが、「トー◯スだ~」と一人で楽しみました。


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30倍ズームでブロッケンの山頂が見えました。

そこまで高い山ではないので肉眼でも割と見えます。

ブロッケン山には明日、早朝に向かうことになるのでお楽しみに。

 

機関車を堪能したので、そろそろ旧市街の方へ向かいましょう。

 


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駅から旧市街までは徒歩10分程度。

こちらはメインの大通り、ブライテ通りです。

カラフルな木組みの家がびっしりと並ぶ景色はなかなかに壮観ですね。


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私が行った時はブライテ通りの中間辺りで大規模な道路工事が行われていました。

普段はこの辺りの店前にバイクに乗った魔女人形がいる筈なのですが、流石にしまわれていたようです。


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十字路から、ヴェルニゲローデ城が見えました。

小高い丘の上に立つ、ゴシック様式の美しい城です。

規模感としては大きめのお屋敷といった感じですね。

 

ひたすら真っ直ぐ歩くこと5分……。

旧市街の中心部、マルクトプラッツに到着です。


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二本の尖塔が特徴的なこちらの建物はRathaus(市庁舎)です。

残念ながら中に入ることは出来ませんが、左隣の建物が観光案内所になっています。

この日は翌日行われるイベントの設営のため、スタッフさんがひっきりなしに動き回ってました。

 

観光するのにスーツケースが邪魔なので、まずはホテルに向かいましょう。

 

今回泊まったのは、市庁舎のすぐ隣にある老舗ホテル、Travel Charme Hotel Gothischeshaus(ゴーティッシェスハウス)。

 

到着が12時だったので荷物だけ預かってもらおうと行ってみたら、もう部屋の準備出来てるとのことでチェックインさせてもらえました!ありがて~~。

 

ちなみにチェックインの時ですが、

「Ich möchte einchecken, bitte. (チェックインお願いします)」

だとまだダメよって言われた時悲しくなりそうだったので、

「Ich habe ein Doppelzimmer für zwei Nächte reserviert.(ダブルルームを2泊予約したんですが……)」

とちょっと下手に出て見ました。(無駄な足掻き)

 

すると「Wie heiβen Sie?(お名前は?)」と聞かれたので名前を伝えたら、すんなりOK。

部屋への行き方や朝食の時間など、丁寧に説明してくれました。


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こちらはフロントでもらったヴェルニゲローデチケットという小冊子です。

 

ヴェルニゲローデのホテルに泊まる場合、宿泊税とは別にKurtaxeという滞在税が請求されます。

市の観光事業の運営などに使われるそうで、私が滞在した時は5,60€の課税でした。

滞在税を支払う代わりにこういったクーポンがもらえ、市内や近隣の町のアクティビティ施設やレストラン、ホテルなどで割引券として使えます。

(私は記念に持ち帰りたかったので使いませんでした)

 

 

部屋は最上階の4階。エレベーターで3階まで上がった後、螺旋階段で1階分上がります。


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階段の踊り場から。


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落ち着いた色合いのクラシックなお部屋です。

マルクトに面した部屋は翌日のイベントのためかなり高額だったのでやむなくこちらに。

でも一人で泊まるには十分過ぎるほど快適でした。

 

必要な荷物だけまとめ、少し休憩してから外歩きを始めます。

 

次回、ヴェルニゲローデ旧市街に出掛けます。